人を評価するときに犯しやすい誤り
7つの肝に銘ずべきこと
人事考課者向けの訓練で学んだ内容です。これは人事考課に限らず一般的にも役立つ戒めではないでしょうか。
ハロー効果
目立つ特徴があると、他の項目の評価もそれに引きずられてしまう
寛大化傾向
ゆるすぎる評価をしてしまう
厳格化傾向
厳しすぎる評価をしてしまう
中心化傾向
評価結果が尺度上の中心に集まってしまう
論理的錯誤
論理的に考えるあまり関連がありそうな項目に同じような評価を下してしまう
対比誤差
自分の考え方、能力を評価基準にしてしまう
逆算
最終結果を予測してそれに合わせて評価してしまう
このような誤りを犯さないよう留意すべき点は
- 事実を基準と照らし合わせて評価する
- 先入観を持たない、先入観を排除する
- 要素別横断評価をする(1つの要素ごとに全員を評価する。1人ずつまとめて評価しない)
- 部下との間にオープンな人間関係を作る
ということです。これもまた普通の対人関係でも役立ちそうですね。